中古車は10年落ちでも大丈夫?年式は何年落ちまでが買い?

モータージャーナリスト 金子

中古車は何年落ちまでが買い?
〜年式だけでなく走行距離との関連性を重要視する〜

年式が古くても安心の中古車

現在車は限りなく壊れにくくなっています。(特に日本車)そのため中古車購入の平均年式は7年落ちが相場です。保証がついた中古車であればさらに安心です!

500台の中から探すならガリバー⇒公式:https://221616.com/

非公開車両ならなびくる+⇒公式:https://a-navikuru.com/

10年落ちに向かって年式に応じて中古車の価値はどんどん下がる

グラフ

「車は10年落ちになれば粗大ゴミ同然」と判断する人がいます。

その一方で、「最近の車は10年落ちでも昔と違って性能が向上しているから壊れる心配がない」と判断する人もいます。

これ、実はどちらも正解です。

普通乗用車の資産価値は法定耐用年数で6年と決められており、簡単に言うと減価償却で毎月減っていき、6年後には資産価値が0になります。

リセール(下取や買取)で査定の際は年式がひとつの基準になっており、どれほど丁寧に乗っていても、低年式になればそれだけで車の価値が下がるのです。

低年式で走行距離が伸びている車の場合、エンジン機関そのものに問題がなくても消耗品の劣化が発生します。

主にゴムを使用している部品で、だいたい8〜10万q走行するとファンやエアコン類のベルト、タイミングベルトも交換時期になります。

他にもドライブシャフトやタイロッドのブーツ類があります。またバッテリーやプラグ類など電装系にもトラブルが出てくる時期です。

ちなみに、低年式=年式が古い、高年式=年式が新しいという意味になります。

中古車価格の何年落ちの経過年数と下落率!

一般的に車の価格は年30%ずつ下がるといわれています。

ここで仮に300万円の新車を購入した場合、経過年数に応じて中古車価格はどれぐらい下がるのか表でまとめてみたいと思います。

               
経過年数 値下がり幅 価格
1年 300万円×30%=90万円 210万円
2年 210万円×30%=63万円 147万円
3年 147万円×30%=44万1000円 102万9千円
4年 102.9万円×30%=30万8千円 72万円
5年 72.03万円×30%=21万6千円 50万4千円
6年 50.43万円×30%=15万1千円 35万3千円
7年 35.33万円×30%=10万5千円 24万7千円
8年 24.74万円×30%=7万4千円 17万3千円
9年 17.34万円×30%=5万2千円 12万1千円
10年 12.1万円×30%=3万6千円 8万5千円

上表のように300万円の新車も10年経てば8万円と少しの価格まで下落することになります。

年に30%ずつ減少しますから、最初の方が大きく下がり以降は緩やかに下がるといった下落の仕方になります。

下グラフのような形です。

中古車価格下落率グラフ

そのため、中古車を購入するなら年式が新しめの中古車の方が年式に対してお得感が強いということになります。

ただし、お得感が強いといっても価格的に高いと感じるのであれば、より年式の古い中古車を検討する必要があります。

低走行距離の中古車なら10年落ちでも実用性は十分あり

走行メーター

車が10年落ちになればゴミ同然、とは表現が適切でないにしても、走行距離の伸びた車は確かにメンテナンスが必要で、よほど気に入った車でない限り購入には値しません。

しかし、10年落ちという低年式だけで判断する人は、以前、10年を経過した車は車検が1年毎になって経費がかさむ、というイメージを持っている人です。昔は10年を経過した車の車検は1年毎でした。

現在、10年を経過しても車検は2年毎ですから、法的にも車の耐用年数が伸びていることが証明されています。逆に走行距離さえ少なければ、日常的に問題なく乗れるのが現在の車です。

10年落ちの車と年式は以下のようになります。

10年落ち早見表

           
現在の年 10年落ち以上の中古車の年式
2018年(平成30年) 2008年(平成20年)以前
2019年(平成31年) 2009年(平成21年)以前
2020年(平成32年) 2010年(平成22年)以前
2021年(平成33年) 2011年(平成23年)以前
2022年(平成34年) 2012年(平成24年)以前

車は3〜5年スパンでモデルチェンジをしていきますので、10年落ちとなるとデザインとしてはかなり古くなりますが、中古車市場には走行2万q以下の車種が豊富に揃っており、価格も30〜40万円台で購入することができます。

低年式でも走行距離を考慮すれば十分に実用的な車といえます。

中古車の年式にはそれぞれメリットがあります。

新車登録から3年以内ならば車検が残っているので、車両本体価格以外の諸費用が安く上がりますし、リセールも高価格になります。

5年以内の車ならば初期不良を交換して安定した機能を持っている車が多く、フルモデルチェンジを経過しているので価格が一気に安くなります。10年以内でも機関が良好ならば十分な実用性を持っています。

3年以内、5年以内、10年以内の中古車を選ぶのは好みや実用性といった個人の基準になりますが、ひとつだけ共通している選択基準があります。

それは、"購入希望の車種に迷ったら、とにかく走行距離の少ない車の方を選ぶ"ということです。

車は走るほど消耗品が劣化していくので、走行距離は重要な判断基準なのです。

年式が新しくても安く購入できる中古車の特徴

ここまで年式が古くても実用性は十分にあると解説してきましたが、中古車の中には年式が新しくて(高年式)も安く購入できる車があります。

具体的には以下のような車です。

人気車で中古車市場に在庫があふれている車種

人気車は中古車でも価格が落ちにくいイメージがありますが、人気車というのは逆に価格が下がるケースがあります。

中古車価格というのは需要(欲しい人)と供給(中古車の数)の関係で決まります。需要に対して供給が多ければ価格は下がりますし、逆であれば上がります。

人気車は新車販売台数も多いですがその分中古車として流通する車数も多いので、年式に比べて価格が安くなりやすいです。

新車価格が高い高級車

車体価格が400万円を超えるような高級車は新車で購入するととても高いですが、中古車になると下落率が非常に大きくなります。

前述したとおり、車の価値は年30%ずつ下がるといわれていますので、元の価格が高いほど値下がり幅が大きくなります。

また高級車は新車で購入する人が多いため、中古車での需要は意外に少ないこともあります。

そのため、高級車ほど中古車になったときに値段が下がりやすいのです。

年式別のお得な中古車は専門家に探してもらえる!

ガリバー

中古車は自分でネット検索したり、いくつもの店舗に足を運んで探すものと思っていませんか?

現在中古車は希望条件を伝えれば、販売店の方で豊富な在庫の中から探してくるサービスを提供しているところもあります。

中でも、中古車販売業界最大手の ガリバー では専用のフォームに希望条件と氏名、電話番号を入力して送信すれば、条件に最も合致した中古車を探してくれます。

「高年式で価格が安い車を探している。」とスムーズに目的の中古車が見つかると思います。

10年落ち(古い車)の中古車を購入する場合の注意点

定期点検整備記録簿をチェックする

10年落ち前後の古い車を購入する場合、不安なのはやはり故障の頻度が高くなることですが、10年落ちといっても2008〜2009年以降の車種は故障頻度が比較的少なくなっており、よほど荒っぽい乗り方をしていない限り頻繁に故障が起こるということはありません。

ただし、故障と消耗品の交換は違います。10年近く乗っているとエンジン本体に異常がなくてもエンジン回りの部品が消耗してきます。それらの部品を交換していれば10年落ちであっても不安を感じることなく走行できます。

消耗品の交換や定期点検を記載しているのが定期点検整備記録簿です。10年落ち中古車を購入する際、これを見れば車の健康状態が分かるので必ずチェックしてください。ウォーターポンプやサーモスタット、タイミングベルトやブレーキ回りなどの交換を行っている車であれば10年落ちでもあまり手間がかかりません。

逆にオイル交換やフルードの補充といった簡単な作業しか行っていない車種は購入後、維持費がかかると想定しておく必要があります。なお、定期点検記録簿のない車種も販売されていますが、一般ユーザーでは車の健康状態がまったく分からないので避けた方が無難です。

年間平均走行距離以下の車種を選ぶ

車の劣化は走行距離より経年が影響するものの、やはり年間平均走行距離(1年1万km前後)以上の走行をしているとエンジン回りの部品に大きな負担がかかっているため、交換時期を早めます。購入対象車両がエンジン回りの部品を直近に一部交換していたら連鎖的に他の部品も交換時期に入っていると考えておいた方が無難です。逆に交換がない場合は購入後に発生する可能性が大きいと想定しておいてください。

エンジン回りの部品は適度な走行距離を保っていれば劣化を抑えることができます。しかし走行距離が極端に少ないと部品の稼働率が悪くなって劣化が早まります。10年落ち中古車で走行距離3〜4万kmと少ない車種は優良車種のように思えますが、エンジン回り部品の劣化状態は年相応と想定しておいた方が無難です。10年落ち中古車でベストな走行距離は軽自動車で5〜6万km、小型車や普通車で6〜7万kmです。

購入後の維持費を確保しておく

10年落ち中古車は安い予算で購入できます。しかし購入後は劣化した消耗品の交換費用が必ず発生します。また自動車税や重量税が高くなることも認識しておく必要があります。ガソリンエンジン車は初回登録後13年超、ディーゼルエンジン車は11年超から増税となり、通常税額より15〜39%重課されます。排気量2.0L以下、2t以下であれば自動車税と重量税合わせて年間64,200円を納めなければなりません。

リセールバリューが極端に落ちることも購入前に認識しておく点のひとつです。中古車市場で希少性のある車種や人気のあるフルサイズミニバンであれば高く売ることもできますが、一般的な小型車や軽自動車では査定がつきません。したがって10年落ち以上の中古車はどの程度まで維持費として確保しておくか、それがコストパフォーマンスにつながります。ただし、査定0円でも車種によっては買取価格がつくこともあります。最初から諦めずに複数の買取業者と交渉すれば高値買取が期待できます。

10年経つと交換が必要になる車の部品と費用

ウォーターポンプを始めとする冷却回りの部品

最近の車種はバルブタイミングをベルトではなくチェーンで行っています。ゴム製のタイミングベルトを使用しているエンジンについては10年経過すると交換が望ましいのですが、その際、タイミングベルトで駆動するウォーターポンプも交換するのが通例でした。

タイミングチェーンに変わった現在でもウォーターポンプは10年経過で交換が目安と言われています。ウォーターポンプが故障するとオーバーヒートにつながり、エンジンを損傷する可能性があるので早めに交換することをおすすめします。費用は工賃込みで2〜3万円が一般的な相場です。

ウォーターポンプを交換する際、ラジエターホースやサーモスタットも同時に交換しておけば冷却回りに関して安心できます。ラジエターホースはアッパーとロアーの2本で工賃込み1.5〜3万円、サーモスタットは1〜1.5万円が一般的な相場です。

ローターを始めとするブレーキ関係の部品

現在、販売されている乗用車のほとんどは前輪にディスクブレーキを使用しています。ディスクブレーキの構造はタイヤと一緒に回転するローターにパッドを押し付け、その摩擦力で回転を止めます。したがってパッドだけでなくローターも摩耗します。ローターの交換時期は一般的に10万kmといわれているので、10年経過した時点で走行距離が10万km前後の場合、交換した方が無難です。ローターは車種によって部品価格が変わってきますが、小型車であれば工賃込みで1.5〜2万円が相場です。ただし、これは1輪のみの価格です。交換する際は左右同時に行うことをおすすめします。

ローターを交換する際、一緒にキャリパーのオーバーホールやパッドも交換しておけば安心度が高まります。キャリパーは1個当たり1万円前後、パッドは1輪当たり1.5〜2万円が目安です。なお、ブレーキパッドの交換を個人で行う人もいますが、ブレーキのエア抜きなど専門的な知識を必要とする上、不具合が生じると大事故につながります。わずかな工賃を惜しむよりもディーラーや修理工場に依頼した方が安全です。

ドライブシャフトブーツを始めとする下回りの部品

ドライブシャフトブーツは車軸の保護を目的としたゴム製品です。劣化や衝撃によってヒビが入ったり破れたりすると中のグリスが出てしまい、最悪、ドライブシャフトの焼付を起こしてしまいます。交換時期は7〜10万kmといわれているので、一般的な走行距離の10年落ち中古車であれば交換時期に入ります。なお、ドライブシャフトブーツが損傷していると車検に通りません。一般ユーザーでは分かりにくく、また交換もできないのでディーラーや修理工場で交換してください。部品代は4,000〜5,000円程度ですが工賃がやや高く1〜2万円、合計1.5〜2.5万円が相場です。

なお、足回りではよほど車体に負荷がかかる運転をしていない限り、スプリングやダンパーがヘタることはありません。10年落ち中古車でも交換する必要はありませんが、ボンネットの上から強く押して小さな揺れが何度も続くようであればダンパーのガスやオイルが抜けている可能性があります。部品代と工賃合わせて1本4〜5万円が標準的な交換費用となります。

詳しくは:10年たったら交換したい車部品一覧

年式と走行距離の考え方

中古車は年式が新しく走行距離が短いほど安心できます。しかし価格は当然、高くなります。では限られた予算では経過年数と走行距離、どちらを優先すればいいのでしょうか?走行距離は少ないけれど年式が古い車種と経過年数は少ないけれど走行距離が多い車種を比較しました。購入の際の参考にしてください。

10年落ちで走行距離5万kmの低走行車

10年落ち走行距離5万kmの場合、エクステリアやインテリアがきれいでお買い得車のように思われます。実際、前オーナーが大切に扱ってメンテナンスをしっかり行っていれば優良中古車となり、価格も高くなります。しかし価格が相場程度では購入後に消耗品の交換費用がかかることを想定しておく必要があります。

車の部品劣化は走行距離よりも経年の方が進みます。とくにエンジン回りのゴム類は走行していないと硬化を起こしやすく、長い間、乗らずにいた車をいきなり高い頻度で走行するとゴム類に亀裂が入ったりベルト類が切れたりします。たとえ5万kmと走行距離が短くても購入前は定期点検整備記録簿を確認し、購入後に交換部品が多く発生すると判断した場合は購入を見合わせた方が無難です。

2年落ちで走行距離5万kmの過走行車

査定における走行距離は1年間で約1万kmが標準です。2年経過車で走行距離5万kmの場合、査定ポイントはマイナスとなりますが、最近の車種は多少走行距離が伸びても部品劣化が少ないため、中古車市場では大きな値下がり幅がなく販売されています。2年落ちでは1年乗った段階で車検を迎えますが、タイヤの交換やフルード類の補充といった整備費だけで安く車検を済ませられるはずです。

購入前のチェックポイントはオイル交換です。小型車や普通車は4〜5回、軽自動車は5〜6回行われていれば安心して購入できます。逆に1〜2回しか行われていない時はエンジンにかなり負荷がかかっていると思った方が無難です。試乗できる場合はブレーキチェックも行ってください。パッドが減って効きが甘い場合は販売店に交換をしてもらうか、あるいは購入を見送った方が賢明です。

年式が10年以上古くてもこんな中古車は買い!

フルサイズミニバンは中古車なら購入しやすくなる!

迫力顔のフルサイズミニバンは存在感とラグジュアリー感を求めるユーザーに大人気です。しかし新車購入となると最低でも総支払額が400万円前後、ミドルグレードになると500〜600万円が標準的な価格です。10年落ち中古車であれば120〜140万円で走行距離7〜8万kmの車種が購入できます。

フルサイズミニバンはエクステリアのデザインを大幅に変えることができないため、見た目の古さがないということに加え、車重があるのでボディ補強がしっかりしているので10年経過しても走行に大きな支障が出ないというメリットを持っています。購入する際は内装をしっかりチェックしてください。汚れていたりニオイが残っていたりするとラグジュアリー感が大きく損なわれます。

クロカンSUVはリセールバリューも高い!

クロスカントリー車はヘビーデューティー仕様のSUVなので頑丈に作られています。10年落ち程度ではエンジン回りの消耗品を除いて経年劣化することがなく、走行性能もほとんど影響を受けません。多少、外観が古くてもエンジンとフレームさえ問題なければ十分なコストパフォーマンスを発揮します。軽自動車唯一のクロカン車、ジムニーは10年落ち走行距離7〜8万kmの状態で45〜55万円が相場です。またランクルやパジェロといったフルサイズのクロカンSUVは15年以上経過車でも高値売却が期待できます。

購入する際はボディや下回りのサビに注意してください。サビは10年落ちに関わらず発生します。フェンダー内側やラゲッジルームの隅に見つけたサビは時にフレームまで達している場合があります。クロカンSUVの強固なフレームもサビに侵食されていると脆弱になって本来の性能を発揮できません。サビがボディの一部に留まっている場合は早めに板金塗装すれば侵食を防ぐことができます。

一度は乗りたい高級輸入セダン!

メルセデス・ベンツやBMWといった高級輸入車を新車で購入するには相当な予算を必要としますが、セダンは中古車になると価格が一気に下がり、10年落ちでは100万円前後から購入可能となります。たとえばメルセデス・ベンツのCクラスなら2007年式走行距離5〜6万kmが95.0万円から、BMW3シリーズは同年式同走行距離の場合、83.0万円から買えます。

高級輸入車は故障した時の修理費が高いという常識があるため、10年落ちになると中古車はあまり売れません。確かに修理費は高くなりますが「それは故障したら」という前提です。逆に言えば故障しない限り、維持費は国産車と変わらないことになります。高級輸入車を新車で購入するのはもったいないけれど、一度は所有してみたいという人におすすめです。10年落ちでも高級輸入車の良さは十分に伝わってきます。

おすすめ中古車マッチング
ガリバー

"あなたが気になっている中古車は他の多くの方も気になっている"

中古車を検討しているならできるだけ早く行動しなければすぐに売れてしまいます。

中古車販売実績・販売シェアNO.1のガリバー をご紹介しておきます(^^)国内トップクラスの保証も充実しています!※氏名・電話番号は正しく入力しましょう。

お見積もりは3分で終わります。すぐにガリバー が条件に合う車種を探してくれます!

ガリバーの中古車が他社より安い理由

当サイト内の内容・構成・デザイン・テキスト、画像の無断転載・複製(コピー)は一切禁止です。
Copyright All Reserved by 中古車の選び方・購入ガイド! Since 2012/4/30-